映画
田中徳三監督の1966年の大映作品。座頭市のシリーズ13作目。 今回は脇役が印象的。1作目の平手造酒役以来、二度目の好敵手役の天知茂、女郎役の小川真由美、敵役の佐藤慶、あと何といっても琵琶法師役の浜村純。 また、ラストの立ち回りは暗闇の中でのシルエ…
★★★
★★★
★★★☆
多田俊介監督の2010年のアニメーション作品。制作はProduction I.G。 脚本、演出、作画すべての面において良いところが一つもないゴミ映画。とくに脚本がヒドイ。 ☆ allcinema / IMDb 劇場版“文学少女” 初回限定版 [Blu-ray]出版社/メーカー: ポニーキャニオ…
ウィル・スペック&ジョシュ・ゴードン監督により2007年のアメリカ映画。 主演はウィル・フェレルと「ナポレオン・ダイナマイト」のジョン・ヘダー。制作にベン・ステイラーが入ってる。 フィギュアスケートの男子シングルのライバル同士だった二人が国際大…
今敏監督の2006年のソニー・ピクチャーズ エンタテインメント作品。原作は筒井康隆の同名小説。 他人の夢に進入することが可能な機械をめぐる物語で、夢がやがて現実に滲出し区別が付かなくなる展開はいかにも今敏らしい。 物語の細かい部分や展開、パプリカ…
三隅研次監督の1965年の大映作品。座頭市のシリーズ12作目。 成田三樹夫演じる十文字糺という浪人のキャラクターが素晴らしい。しかしせっかくのそのキャラを脚本が台無しにしてる。特に終盤の展開は首をひねる。成田三樹が良すぎるだけに残念。 ★★★ allcine…
大林宣彦監督の1981年の角川映画。原作は眉村卓の同名ジュビナイルSF。 「HOUSE」に並ぶ大林宣彦の怪作で、「HOUSE」同様、合成を多用したいかにも作り物といった世界で非常にキッチュな物語が展開される。この作り物感が良いのだが「時をかける少女」を最後…
佐伯幸三監督の1963年の宝塚映画制作の東宝作品。 中尾ミエ、園まり、伊東ゆかりの渡辺プロ所属の3人娘が主演の青春映画。毎夜決まった時間に中尾ミエに愛の告白をする謎の電話があり、その正体を探すという筋立て。その電話が水原弘の声真似をしてるという…
大島渚監督の1967年の松竹作品。 殿山泰司、小松方正が良い味。田村正和が若い。フーテン娘役の桜井啓子のおっぱいがでかい。 中盤までは面白かったが、終盤、ライフル魔と合流してからはイマイチ。 ★★★ allcinema / IMDb 無理心中 日本の夏 [DVD]出版社/メ…
森一生監督の1965年の大映作品。座頭市シリーズ11作目。 市が道中で知り合う胡散臭い男役で松竹新喜劇の藤山寛美が出ている。銚子出身の筈だが何故か関西弁。でもキャラは立ってる。脚本は出来悪し。 ★★★ allcinema / IMDb 座頭市逆手斬り [DVD]出版社/メー…
リー・アンクリッチ監督の2010年のアメリカ映画。 今回は、ジョン・ラセターは監督を降りて、プロデューサーとしてのみ参加。 巧い、良く出来てる、文句なし。 おまけ上映の「DAY & NIGHT」も面白かった。 ただ、3Dである必要はあまり感じられず、3Dメガネの…
ジム・ソンゼロ監督の2006年のアメリカ映画。 黒沢清の「回路」をハリウッドでリメイクしたもの。オリジナルにあった、よろめく幽霊とか、塔の上からの飛び降り自殺をワンカットでそのまま見せるとかの場面はそのまま再現されてるが、何故かオリジナルにあっ…
ジョン・シャイバン監督の2006年のアメリカDVDスルー作品。 ボーイフレンドとロサンジェルスへ家出した少女が、途中立ち寄った休憩所で、トラックに乗った謎の男に襲われるという、スピルバーグの「激突」の亜流作品。 途中で出てくるキチガイ一家とか、殺さ…
井上昭監督の1965年の大映作品。座頭市シリーズの第10作目。 座頭市のあんまの師が殺されたことをしった市が仇を討つという話。 三木のり平が良い感じにコミカルな部分を担っている。敵方の用心棒に加藤武。 ラストのチャンバラで見せる市の二刀流が恰好良い…
曲谷守平監督の1959年の新東宝作品。 亡霊に悩まされている友人を訪ねた三原葉子演じるヒロインが、隠された財宝を巡る犯罪を暴くというスリラー。 序盤のオカルト物的な展開から中盤以降は犯罪サスペンスに。 万里昌代の海女姿がセクシー。三原葉子はややお…
石井輝男監督の1958年の新東宝作品。 宇津井健演じる警官が売春目的の人身売買組織に潜入そうさするが、組織の幹部が元恋人で……という話。 恋人役は新東宝の看板セクシー女優の三原葉子。作中でもセクシーなダンスシーンを披露してる。 新東宝らしいエロ犯罪…
レニー・ハーリン監督の1987年のアメリカ映画。 古びた刑務所で無実の罪で処刑された男の霊が復讐するというホラー。 ヴィゴ・モーテンセン演じる主人公が、その無実の罪で処刑された男と瓜二つ(ヴィゴ・モーテンセンの二役)なのだが、そこに何か因縁があ…
ザック・スナイダー監督の2004年のアメリカ映画。 ジョージ・A・ロメロの「ゾンビ」のリメイクではあるが、ゾンビが出てくるのとショッピングモールに立て籠もるという点以外では殆ど共通項がない。 オリジナルに比べて登場人物が増えた所為かもしれないが…
力石が減量後も全然痩せてないのは駄目だろう。 画面の一部を赤とか青とかのフィルターで覆うとかけったいな演出は結構面白い。 ★★
★★☆
エンタツ・アチャコが出てた。 ★★★☆
加山雄三主演、東宝製作のアクション映画。 加山雄三がクールで非人間的なCIAの工作員役。加山雄三がクールというか単なる台詞棒読みの大根役者にしかみえないのが残念だが、映画自体はなかなか面白い。ところどころ入る、時代を感じさせる意味不明な演出も…
人形師の作る人形がスーパードルフィーだったのに吃驚。 ★★
★★★
ギレルモ・デル・トロが製作のスペイン・メキシコ合作映画。 「パンズ・ラビリンス」同様、現実に打ちのめされた人間がファンタジーの世界で救済されるという物語。 現実逃避かもしれんけど、この映画の場合は素朴にそれを幻想の勝利だと思いたい。 ★★★★
ジャック・ブラックが良い。 物語的にはジャック・ブラックが唄っちゃ駄目なんじゃないかとか思ったりもするけれど、そんなことはどーでも良いことのように思える楽しい映画。 ★★★★
ジョージ・A・ロメロの2007年のアメリカ映画。ロメロのゾンビ映画としては5作目にあたる作品。前作「ランド・オブ・ザ・デッド」はハリウッド資本の大作映画であったが、本作は再びインディペンデント作品。 突如、死者が蘇り人を襲うようになった世界で、…
キャサリン・ハードウィック監督の2008年のアメリカ映画。 アメリカのティーンエイジャーの女の子に絶大な人気を誇る(らしい)ステファニー・メイヤーの小説を映画化したもの。 「イケメン彼氏は吸血鬼」というお話。ヒロインが内向的な性格なのは構わない…